歯を失った方のために
不幸にして何らかの原因でご自分の歯を喪失した場合、歯の欠損を放置するべきではありません。
一般的には入れ歯、ブリッジ、インプラントによる修復が行われます。
これらの修復法にはそれぞれ長所と短所が共存しますので、一概に優劣を付けることはできません。歯の欠損様式や口腔内環境を十分診査した上で選択されるべきです。
当院では、 患者さん一人一人の状態に合わせたより良い治療法を、 患者さんと話合いながら決めていきます。
入れ歯
一般的に部分入れ歯はクラスプと呼ばれるバネを利用して、口腔内の所定の位置に維持されます。
バネはできるだけ外から見えない奥歯に設置されるべきですが、審美的には良好とは言えません。
バネの代わりにアタッチメントと呼ばれる維持機構を利用することもあります。
磁石や精密な留め金を応用し審美的には優れています。
部分入れ歯
ほとんど歯を削らずに装着することができますが、歯科医学が飛躍的に進歩した現在でも職人技が必要となる術式もあります。当院では満足度の高い快適な義歯、壊れない義歯を提供しています。
総入れ歯
全ての歯が喪失した場合に適用される義歯です。
ブリッジ
取り外し式ではなく、入れ歯の床部分がないために、装着感に優れています。
ノンクラスプデンチャー
金具を一切使わない部分入れ歯であり、 素材は柔らかく大きく曲げても割れることがありません。
また金具を使わなく、素材は歯茎と同じピンク色なので、 装着していても目立たないのが特徴です。
ただすべての部分入れ歯にできるわけではなく、 その症例が限られているのが欠点でもあります。
また素材の関係から、約３年前後が寿命であるため、また新たに作り直す必要があります。
